日時:10月1日(火)
10時〜11時45分(開場9時30分)
会場:船橋市民文化創造館 きららホール
フェイスビル6階
JR・京成・東武 船橋駅 南口 徒歩2分
講師:宮田 幹夫 先生
そよかぜクリニック院長 北里大学名誉教授
北里大学にて、長年に渡り化学物質過敏症の治療と研究にあたる。
【プロフィール】
名古屋市立大学医学部卒業
米国UCLAジュールスタイン眼研究所 研究員
北里研究所病院 臨床環境医学センター部長
米国臨床環境医学アカデミー会員 日本臨床環境医学会顧問
【著書】丸善出版「生体と電磁波」
保健同人社「化学物質過敏症」 など
入場無料 先着100名様まで(申し込み不要)
主催 生活環境を健康にする会
問合せ seikatukankyo@gmail.com
※お越しになる皆さまへのお願い
香料(柔軟剤の強いニオイも含む)や、整髪料、除菌剤、クリーニングに出したばかりの衣服、衣類に残っている防虫剤などに反応し、具合が悪くなる方もいますので、控えていただけますようお願いいたします。
↓船橋市民活動センターでミーティング中のわたしたち
実は、電車やバス、百貨店、ホール、市役所や公共施設の室内、
街路樹、公園の樹木、植物園、マンションの緑地や個人の庭、。。
と至るところで、頻繁に農薬は使用されています。
たいがい、消毒(?!)や薬剤散布という名称で、農薬(殺虫剤)が使用され、知らず知らずのうちに私たちは、吸い込んで影響を受けている危険性があります。
日本は、アスベストを先進国で最後まで使用し続けた例からも分かるように化学物質の規制がきわめて緩いです。農薬も同様です。欧米では、予防原則が適用されます。
近年、神経毒性の危険性が指摘されEUや米国において使用禁止に追い込まれた農薬(殺虫剤)も、日本では何ら規制の検討がされず、そのまま放置されいまだに使用されているのが現状です。ご存じでしたか?
しかも、それらの欧米では使用禁止の農薬(殺虫剤)は、日本においては幅をきかせており、身近な生活の場〜庭やマンションの樹木などにもよく使用されています。つまり、あなたのお住まいのマンションの緑地へ、薬剤散布があったら、欧米では使用禁止の農薬成分を吸い込んだ可能性が高いです。
また、野菜や果物などへの残留農薬も、EUと比較するとケタ違いに緩いです。
日本は、国土も狭く農薬を頻繁に使用する農地が住宅地のすぐ近くにあったりするため、一体どれだけ日本人は、農薬にさらされ影響を受けているのか。。。計り知れません。
人が常時過ごし居住する住環境や、生活の場では、危険性を回避するために、農薬(殺虫剤)の使用を控えるに越したことはありません。
化学物質に過敏な方だけではなく、感受性が高い胎児や子どもには、くれぐれも配慮して安全な生活環境=空気環境を周囲が整えてあげる必要があります。それは、周囲の大人たちがすべき、大事なことです。
●国から出ている通知などについて
欧米とは比較にならないのですが、農薬や殺虫剤で人や環境に負荷をかけないようにと、国からも通知などが出されています。室内管理については厚労省から、室外の樹木や公園 (マンションの緑地や民間の庭も含む)については、環境省から、通知やマニュアルが出されています。
●行政への働きかけ
引き続き昨年も、化学物質や農薬・殺虫剤に暴露しない安全な環境を実現するために、行政に働きかけを行いました。昨年は、松戸市 市議会議員の山中啓之 議員と、市原市の小沢美佳 議員を訪問し、この問題について取り組んでいただくようお願いし、9月と12月には、議会質問をしていただきました。
市原市の議会答弁については、疑問を感じる点があり、会の皆で検討した結果、会からの再質問を議員を通してしていただきました。
松戸市では、議会質問を受けて今年の7月には、市役所の職員対象の研修会も開催され、高い出席率がありましたので、大きな改善が見込めそうです。
そんなこんなの1年でした。
日時: 2012.4.26(木)
場所: 船橋市勤労市民センター ホール
(JR船橋駅・京成船橋駅から 徒歩5〜6分)
時間:
●10時開場 10時半〜「いのちの林檎」協力金 1000円
●14時〜15時 上映「ミツバチからのメッセージ」無料
●18時開場 18時半〜「いのちの林檎」協力金 1000円
午前と夜間の2回上映いたします。
合間の14時〜15時には、「ミツバチからのメッセージ」を上映します。ミツバチからのメッセージは、無料でご覧になれます。
いのちの林檎公式サイト ( 動画もあります。)
http://www.inochinoringo.com/
あらすじ
化学物質過敏症の早苗さんは、安全な場所を求め標高千メートルの山の中で、テント暮らしを余儀なくされています。
早苗さんは、山の上を飛行機が飛ぶと、その低周波でも苦しみ、また、微量の化学物質が山中にさえも飛んできて、発作は止まりません。山中を転々と避難し続ける厳しい生活です。このような現実を映像で見て、驚かれる方も多いでしょう。
しかし、安心して呼吸できる・暮らせる場所が無い。これは、全国に100万にいるといわれている化学物質過敏症の患者の多くが抱えている問題です。
一方、無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功したリンゴ農家の木村さん。
現在、木村さんのリンゴ園では、たわわにリンゴが実っていますが、その過程に至るまでの17年に及ぶ苦闘たるや、すさまじいものがあります。まさに命をかけて作ってきたリンゴです。
かつて、早苗さんが水も飲めなくなり生命の危機に瀕した時、命を救ったのは、木村さんの一切れのリンゴでした。